マルタ島はいかにして「ビットコインアイランド」となったのか?

地中海、イタリア・シチリア島の南、「ブーツのつま先にひっついた三角形」と言われるマルタ島。犬のマルチーズの原産国でも知られておるな!青い海、歴史的な建造物が多く絵になりそうだな。

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それにマルタ島は秋田の田代島みたいに「猫の島」としても有名なんじゃ!新しいロマンスを求めてわしも行ってみたいぞ!

ここが近年、「ビットコインアイランド」として知られておる。仮想通貨取引所で世界一の流通量を誇るあの「バイナンス」もこのマルタ島に移転してしまったくらいだ。

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今日は、マルタ島はどうやって「ビットコインアイランド」となり得たのか?について考えてみたいニャー!

マルタ島はどんなところ?

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まずはマルタ島ってどんなところだろう?って思った人も多いかもしれないので説明するニャー!

日本からの直行便がなく、ドバイ経由とかイギリス経由のルートがある。

  • 1年を通して温暖だが1.2月はたまに寒いときもある。
  • 治安が良い
  • 景色が絶景。インスタ映え写真撮り放題
  • 日本人が少なく、ヨーロッパ人の友達ができる
  • 税金が安い

こうしてみると日本からはるか遠い島のようだな。それにヨーロッパの南なのに治安がいいのはすごい!写真が好きな人には「インスタ映え」する写真がたくさん撮れそうなのでおすすめだぞ!

マルタは税金が安いというのもうなづける。巨額の富を得る仮想通貨取引所にとって、仮想通貨を受け入れてくれて税金が安いのは願ったりかなったりだからな。

余談だが、豪華客船でも「マルタ船籍」なのが多い。税金が安いからだな!

マルタ島「ビットコインアイランド」への道のり①はじまりは2015年

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マルタ島内のいくつかの小規模団体の間で「この島をブロックチェーンのハブとして、島に多くの投資を集める」目的の運動が持ち上がった。

観光地としてはマルタ島はヨーロッパの人たちの間では人気があるが、我々にとっては、それほど身近なところではない。アジア人からすると「マルタ?どこそれ?」って感じだ。

マルタの金融サービス、デジタル経済・イノベーション担当副大臣であるシルヴィオ・シェンブリ氏は言う

規制の目的が既に多くの関心を集めていた。法律事務所として、弊社は多くの依頼をうけ、数多くの取引に関わっていた。法整備が行われたいま、私たちはこの動きが将来さらに進むものと予測している

こうしてマルタ島はだんだんと「仮想通貨空間に法的な確実性を提供した世界で初めての国」となっていった。いまではちょっと態度をゆるめたが、ついこの間まで「仮想通貨は怪しいもの」と言っていたどこかの国の財務大臣とはえらい違いだ。

そして2017年、現政権が再選を果たすと、一気にビットコイン受け入れへの体制は加速していった。

マルタ島「ビットコインアイランド」への道のり②2018年規制の枠組みが議会で承認

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小さな団体の運動はこんどは議会までを動かした!なんと2018年、ブロックチェーン技術の規制の枠組みがマルタの議会で承認されたのだ。

そうすると、一気にビットコインアイランドへの道のりは急加速しはじめた!

マルタ島「ビットコインアイランド」への道のり③DLT(分散型台帳技術)とブロックチェーンの法整備

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マルタ島はこうして、世界ではじめて、分散型台帳技術とブロックチェーンの法整備がされた国となった。そこには、いまだに仮想通貨が規制されている国、中国からOKExやバイナンス、そしてあのトロンいった仮想通貨取引所までもが移転してきた。もともと、移住をものともしない民族に加えて、規制されることがない自分たちの楽園を見つけた思いだったのだろう。

さらに2018年7月の段階で、マルタにはブロックチェーンベースの銀行(ファウンダースバンク)も出来ている!

マルタ島「ビットコインアイランド」への道のり④与党だけでなく、野党も含めてブロックチェーンに賛成のマルタ

マルタ島では、与党だけがブロックチェーンに賛成なのではない。野党も含めて賛成なのだから驚きだ。先ごろのブロックチェーン法規制の法案も、全会一致で議会を通過したそうだ。ついでに言うと、こんなことはマルタではめったにないそうだ。

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それだけにマルタ島の議員をはじめ、それを選んだ島民全体がブロックチェーンを受け入れ、ということだろう!

マルタ島「ビットコインアイランド」への道のり(まとめ)

地中海に浮かぶビットコインアイランド・マルタ島。世界一の取引量を誇る仮想通貨取引所のバイナンスやOKEx、そしてトロンが移転したことで仮想通貨ファンの間では有名ですよね?

しかし、ただビットコインが他の国よりも使えるだけではなく、ちゃんとビットコインやブロックチェーンに関しての法律までがしっかり整備されているとは驚きですね。これからもマルタ島の動きには目が離せません!


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