弾丸香港ー中国・深圳キャッシュレスの旅?!/ 中国・深センは思ってた以上に現金が使えたニャ!
香港には23回くらい行ってるんだが、中国広東省の深センはなんと初めて。
深圳は昔は人口1万人の漁村だったんだが、いまや東京より人口が多く、中国のシリコンバレーと呼ばれている。
深圳に限らず、中国はキャッシュレス率が韓国についで2位の80%とも言われている。深圳もさぞかしキャッシュレスが進んでいるんだろうな?
おりしも2018年 月に香港から北京まで、新幹線が開通したそうなので、その視察も兼ねていた。
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- 1 香港・深圳キャッシュレスの旅・まずは香港・九龍西駅でチケット買う
- 2 中国・香港 キャッシュレスの旅・高鉄(中国新幹線)のファーストクラスに乗る
- 3 中国・香港キャッシュレスの旅・深圳の地下鉄に乗る!
- 4 中国・香港キャッシュレスの旅・地下鉄トークンを無事にゲット!!
- 5 中国・香港・キャッシュレスの旅・WeChatPayからのメッセージ
- 6 中国・香港・キャッシュレスの旅・地下鉄4号線に乗って「無印ホテル」を目指す
- 7 中国・香港・キャッシュレスの旅・ポケットチェンジでチャージするも
- 8 中国・香港・キャッシュレスの旅・やむなく香港に引き返す
- 9 中国・香港・キャッシュレスの旅・香港に入国してほっと一息
- 10 中国・香港・キャッシュレス旅行(まとめ)
香港・深圳キャッシュレスの旅・まずは香港・九龍西駅でチケット買う
まず、羽田空港から香港へ。香港国際空港からエアポートエクスプレスで九龍駅へ。
そこから表示に従って通路を歩き5分ほど歩くと「高鉄」(新幹線)の駅に着く。
「一帯一路」と呼ばれる中国の新幹線は香港から北京まで8時間かかるそうだが、その途中の「深圳北駅」(シンセンベイ)までは香港・西九龍駅からなんと20分!せっかくなので、「ファーストクラス」に乗ってみた!お値段140HKドルなので2,000円弱!要パスポート提示だ。
この時は勝手がわからず、もっていた「八達通(オクトパスカード)」で支払ってしまった。
中国・香港 キャッシュレスの旅・高鉄(中国新幹線)のファーストクラスに乗る
ファーストクラスの車両は結構奥みたいだw
途中、車両の頭部分が連結したところに出会う。なかなかかっこいい!(ちょっと鉄ちゃん気があるねここ)
深センには「無印良品」のホテルがあり、それは地下鉄4号線の「蓮花北駅」の近くにあるようだった。
しかし近くと言ってもどのくらいの近さなのか、情報が少な過ぎて全くわからない。
とりあえず「深セン北」駅までの切符を買った。
ここはまだ香港なので、香港のスイカ、「オクトパスカード」が使える。ファーストクラスで2000円ほどを支払った。
ファーストクラスの席は座っているひともまばら。ましてやわしのように20分ほどで降りるのにファーストクラスに乗る物好きもいないのだろう。
新幹線は滑るようにホームを後にし、あっという間に「深圳北」駅に着いた。
深セン北駅からさあどうする。出発前にざっと調べたものの、ちゃんとした答えが出ないまま、「見切り発車」してしまった。
とりあえず駅から外に出る。雰囲気が全く香港と違う!マカオに通じる広東省洪北(ゴンベイ)でもそうだったけど、目の前にはミニ天安門広場みたいな広場が広がっている!これぞザ・中国な風景だ。
乗り換えの駅らしいのに、表示は簡体字中国語のみ。
そばにいた警官に英語で聞くも聞く耳もたん!でも意味はわかってるみたいで、面倒くさそうに上を指差した。
いちかばちか、エスカレーターで上階に上がると、地下鉄4号線の乗り場があった。第1関門がまず、地下鉄の切符を買うことだ。
中国の地下鉄の改札は、飛行機みたいに荷物をX線にかける。なんだかものものしいが、結構形式だけみたいだ。
中国・香港キャッシュレスの旅・深圳の地下鉄に乗る!
第一関門の地下鉄の切符購入に挑戦!さぞかしキャッシュは使えないのだろうと思ったら、なんと「モバイル用」の自動販売機は左端の1台だけ。そこだけ若者が列を作っている。
わしもあまり手間取って迷惑をかけてはいけないと必死!写真に写っている人たちに手伝ってもらってなんとか購入した。
深圳の地下鉄の自動販売機は、まず路線をタップ⇒目的の駅をタップ⇒WeChatPayのQRコードをかざすという方式でとっても簡単!すべて画面をタップしていけば切符(トークン)が買えるしくみだ。
中国・香港キャッシュレスの旅・地下鉄トークンを無事にゲット!!
深圳の地下鉄自動販売機は切符ではなくて、写真のようなトークンが出てくる。
このトークンを改札に当ててちょっとスライドすると、改札が開くしくみになっているが、慣れないとタイミングがつかめずちょっと焦るw
中国ではこの「ちょっとスライド」が好きなようで、入国審査のときも「指をおいてちょっとスライドしてください」と言われたw
中国・香港・キャッシュレスの旅・WeChatPayからのメッセージ
しばらくしてなにげなくWeChatPayを見てみると、さっき買った地下鉄切符の明細だった。3元なので、日本円では50円ほどだ。安い!!
中国・香港・キャッシュレスの旅・地下鉄4号線に乗って「無印ホテル」を目指す
かつては人口1万人の漁村だった深圳だが、いまや東京並み、いやそれ以上の大都市だ。
地下鉄の路線も結構複雑で香港より路線が多いくらいだ。
深圳から4号線に乗って「蓮花北」というところにある「無印ホテル」を目指すことにした。
地図で見るとけっこう駅から近そうなのだが、まったく距離感がつかめない。広々とした道にはあまり人が歩いておらず、道掃除をしているおじさんに道を聞くも、親切にオール北京語で教えてくれる。
タクシーはたくさん通っているが、英語も広東語も通じない。
それにしても暑い、5月でもかなり暑いのは予想していたが、こんなに暑いとは!ジーンズで来てしまったのを思い切り悔やんだ。。。
中国・香港・キャッシュレスの旅・ポケットチェンジでチャージするも
実は羽田空港到着フロア(2階)で外貨を電子マネーにチャージできる「ポケットチェンジ」という機械を使って、手持ちの韓国ウォンやシンガポールドルをWeChatPayにチャージしておいた。
やりかたはいたって簡単で、最初にチャージしたいアプリ(例えば中国⇒WeChatPayなど)を指定する。次に外貨を入れる。この時、国別の外貨を分けて入れる必要はなく、一緒に入れられる。
中で自動判別してくれるという優れた機械だ。あとは、レシートが出てくるのでそこに書いてあるQRコードをWeChatPayで読み込めばチャージができる。
ネット上では、中国の身分証がないと使えないだの、中国の銀行口座がないと使えないなどと書かれているが、このポケットチェンジを使えば、日本人でもWeChatPayにチャージができるのだ!
しかし、あのホリエモンも言っていたが、ふだんからWeChatでチャットしたりして「徳を積んでおかないと」あまり高額(20,000円以上?)はチャージできないようだ。
シンガポールドルと韓国ウォンで3000円相当をWeChatPayにチャージし、あえて中国元の現金は持たないという暴挙に出てみた。
中国・香港・キャッシュレスの旅・やむなく香港に引き返す
こうして中国に来た第一目的「WeChatPayを使う」それに「中国新幹線に乗る」ことは達成できた。無印ホテルにも行きたかったが、なにしろあの暑さの上にタクシーで言葉は通じない。歩いても何分かかるかわからず、香港に引き返すことにした。
中国側の出国審査を受け、長い廊下を歩いて香港側へ。
やはり川が国境なのだろう。チャゲ&飛鳥の「万里の河」がちょっと頭をよぎる。(古)
揚子江はもっとこれよりだいぶ広いのだろうが、中国の河って、淀み具合は同じ(ような気がする)
「香港へようこそ」の看板!香港も巨大な中国大陸の一部なんだと実感!
ようやく香港に到着して「帰ってきた感」が半端なくて、なんだかほっとした。
中国・香港・キャッシュレスの旅・香港に入国してほっと一息
通い慣れた香港に入国。やはり中国に比べてごみごみした印象だが、慣れ親しんだ空気にほっとする。
香港でもスマホアプリでのPayを受け付けるところもあるが、WeChatPayよりもAlipayのステッカーを多く見つけた。(青のステッカー)
試しにWeChatPayを使ってみたが香港ではなんと使えなかった!同じ中国なのにと思ったが「一国二制度」には独自の制度があるのだろう。
身分証登録をすれば、使えるそうなので、また試してみたいと思う。
香港での定番「香港ミルクティー」(凍奶茶)としょうゆ焼きそば+大根もちを満喫した!
キャッシュレスの旅といえども、実は用心のために香港ドル5000円分だけ両替していた。香港では日本のSuicaのような「八達通」(オクトパスカード)が便利で、電車やバス、地下鉄、コンビニ、自動販売機、マクドナルドとどこでも使えるのだ。
近い将来、完全キャッシュレス旅行を敢行してみたい!!
中国・香港・キャッシュレス旅行(まとめ)
中国のキャッシュレス率は韓国に次いで80%と聞いて、俄然行きたくなったわしだったが、わしが行った深圳はむしろキャッシュが使える場所だった。もちろん、キャッシュレス率が異常に高い地域もあるのだろうが、そこには行けなかったのが残念だ。
また、香港ではキャッシュレスも進んでいるがスマホアプリよりも「八達通」(オクトパスカード)が幅を利かせており、当分これは揺るがないと思われる。
若者を見ているとスマホで決済している姿もよく見るのでひょっとしたら八達通のスマホアプリもあるのかも知れない。