【二度目のダイヤモンド・プリンセス④】沖縄・石垣・リゾートクルーズ(5日目)台湾・基隆

12月4日、ダイヤモンド・プリンセスは台湾、基隆港に到着しました。

ここは去年も香港からのクルーズで訪れた所。しかし、去年は市内を見て回らず、すぐに電車に乗って台北まで行ってしまったので、今回が初訪問のようなものです。

ファンキーなタクシーの運転手さんにつかまる

基隆で撮影する兄さん
ジーンズが若いので、年の頃は40代後半くらいか?

ようやく外に出ると、なぜかトラの着ぐるみ4体がお出迎え!一緒に写真を撮って、あとで船のギャラリーに展示され、気に入れば買うというシステムになっているのです。

ここ基隆でも車椅子があるので、またもや事前に調べておいた歩いて5分ほどのところにある「Wellcome」(ウエルカム)というスーパーと夜市だけに行く予定でした。

相変わらず倉庫のような基隆のクルーズターミナルでは、特に入国手続きに手こずることもなく、手荷物をX線にかけてから外に出ることができます。

また、臨時ブースのような「両替所」もあったので、ここで10,000万円を両替。

台湾 基隆
黄色いタクシーが客待ちをしていた!

基隆港から外に出て数分、数台の黄色いタクシーが軒を連ねていました。見るとクルーズ客を客引きしているようです。

タクシーに乗るつもりはまったくなかったので無視しようとすると、「ダイジョーブ、ダイジョーブ!安いヨ!」と片言の日本語で食い下がるファンキーな運転手さん。あまりのしつこさに辟易しましたが、母がお願いすると決めてしまったのでお願いすることに。

4時間7,000円はディスカウント価格?!

ダイヤモンドプリンセス那覇港に到着
ダイヤモンドプリンセス基隆港に到着

そうと決まったら値段交渉です。夜市とウエルカムのスーパーだけに行きたいと告げても、それでは時間があまり過ぎるようで、4時間で7,000円はどうか?と提案されました。

最近、値段交渉ということをしていなかったので、すぐにこの値段でOKしてしまったのですが、値段交渉をしたらもっと安くなったかも知れません。

後で船内で友達になった人の話だと、4時間7,000円というのはディスカウント価格だったそうです。他のタクシーは10,000円は取っていたそう。

こうしてようやく交渉が成立し、車に車椅子を積み込んで出発しました。

基隆市内観光に出発!

コウモリ公園
コウモリ公園でも大撮影会!

ウエルカム(恵康)と廟口夜市だけでは、時間が余りすぎてしまうため、ファンキー兄さんは市内の名所をいろいろと案内してくれました。

最初に訪れたのはコウモリがモチーフになったさびれた公園。なぜコウモリなのかは謎ですが、あまり日本では見かけないような海辺の公園です。

「この時期の台湾は暑い」と決めてかかっていたのですが、予想に反して肌寒く、ファンキー兄さんはダウンジャケットを着用していました。

私達も薄着だったのでスカーフやストールを巻いたりして防寒。旅にはストールやスカーフ類は必携ですね。

ファンキー兄さん、カメラマンに変身!

到着するやいなや、記念撮影が始まりました。私のiPhoneを取り上げ、兄さんがバシバシ記念撮影。時には「俺を撮って」と要求されることもあり、面食らいましたw。

20分くらいは滞在していたでしょうか?その間、いろいろなポーズを要求され、母と2人でポーズ。兄さんはそれをいろいろな角度から撮影します。

「あーあ、とんでもない人に当たってしまったな」

写真を撮られるのがあまり好きでない私は思いました。でも撮った写真が気に入らなければあとで消すことが出来るし、我慢していました。

ようやくコウモリ公園を後にし、日本摂取時代の「元市長(日本人)の邸宅」やなにやらキンキラキンなお寺」に寄りました。

キンキラキンのお寺から台北101が見える!

台北101
キンキラキンの寺から台北101が見える!

キンキラキンのお寺は素晴らしく、後で「神農大帝」を祀る有名なお寺だとわかりました。なんと、基隆から台北のとなりの新北市まで来ていたのです。

キンキラキン寺は日本にない派手ゴージャス!

キンキラキンの寺
日本にはないような、キンキラキンの寺

よく見ると日本では見られないような派手でゴージャスなお寺でした。インスタ映えもするので、一見の価値はあると思います。

このお寺は高台にあるので、境内からなんと「台北101」の先っぽが見えました!

寺の内部は結構階段もあったのですが、兄さんが92歳の母の手を引っ張って強引に引率。大腿骨骨折以来、いつもはあまり歩くのを拒む母ですが、兄さんは「こいつは歩ける」と思ったのでしょうか?いろいろなお客を見てきた兄さんの千里眼は大したものです。

おかげでリハビリにもなって、素晴らしい景色を見ることができました。

猴硐(ほうとん)の猫村訪問

猫村で猫手
猫村で猫手

次に向かったのは猴硐(ほうとん)というところにある猫村です。
台北駅からは台北鉄道で40分~50分ほどだそうですが、基隆(キールン)からは車で20分ほど。

しかも、猫村は猴硐(ほうとん)駅の駅前にあるので、電車で来る時にも便利です。

出会えた猫は5.6匹

猫村の猫1
日本の猫とはどことなく違う・・・。

ここはもともと炭鉱があった場所で、炭鉱が去った後、観光名所にするために「猫村」にしたようです。

猫村のインフォメーションセンター?らしき所や廃墟のように残してある元炭鉱跡、そして駅の中にも100匹くらいの猫が住んでいて、地元の人がボランティアで猫の世話をしているそうです。

猫村の猫3
えさをやっている人も

しかしこの日お目にかかれた猫は5.6匹日本の猫とはどことなく顔つきが違う猫で、逃げることもなく人馴れしているようでした。

日本人観光客もいて、中には猫用の缶詰を持ってきている人もいました。

猫村オリジナルのパイナップルケーキは激美味!

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猫村の中には猫カフェや猫モチーフが溢れる売店もあり、台湾みやげの定番、猫型をした「パイナップルケーキ」もありました。試食を食べてみるとしっとりしていてやみつきになりそうな美味しさ!ちょっと値段は高めですが(6個入り1000円くらい)これはお土産に最適です。

猫型のパイナップルケーキは猫村でしか買えないものだそうです。

 シーフードがグルメな基隆夜市は昼間からしっかり営業!

次はいよいよ基隆の夜市です。

台北の夜市の情報はたくさんあるのですが、ネットを検索しても、あまり基隆の夜市の情報がなく、果たして昼間からやっているのかどうかも定かではありませんでした。

しかしシーフードが美味しいグルメな夜市として有名な基隆の夜市は昼間からしっかりフル営業していました。閉まっているお店はないくらいです。ではなぜ「夜市」なのか?は謎のままですw

夜市に着くまでも豆乳や揚げパンやタピオカドリンクをサービスしてくれたりしていた兄さんですが、夜市でも小さなお菓子やひとくちウインナーをサービスしてくれました。

特に夜市をリサーチしていなかったのですが、兄さんが連れて行ってくれた豆の麺の店は最高でした。

グルメな豆の麺とは?

シーフードが入った豆の麺
シーフードが入った豆の麺。美味!

これは屋台番号65番の「豆簽羹」という屋台です。日本語にすると豆そば入りとろみ麺でしょうか?豆が原料ということで、かなりヘルシーです。お値段は1杯65台湾ドル(約230円)。

短く切った麺に牡蠣やエビが入っていて濃厚なとろみスープが激ウマです。この店はほとんどガイドブックにも紹介されていないので、ひょっとして「穴場」ではないのでしょうか?

ただ、台北や高雄にも「豆簽羹」はありますが、シーフードが入っているのは基隆独特のようです。

 

ひとくちウインナーと帽子型の伝統菓子「状元糕」

帽子状の伝統菓子
中にごまやピーナツが入った伝統のお菓子!美味!

兄さんがごちそうしてくれたひとくちウインナーと帽子型の伝統菓子「状元糕」はどちらも日本にはない美味しさでした。

基隆のウインナーの屋台
スパイシーなひとくちウインナー!美味!

ひとくちウインナーは3個で7台湾ドル(約20円)、伝統菓子は8個で70台湾ドル(約250円)とかわいい値段ですが、ごちそうしてくれるという心意気が嬉しい!どちらもおいしくいただきました。

自分たちだけで夜市に行ったらまず、スルーしていたものだと思います。やはり美味しいものは地元の人に教えてもらうのが一番ですね!

香港でもおなじみのスーパーWellcome(ウエルカム)

ウエルカム
台湾では「恵康」でなくて「頂好」のウエルカム・スーパー

事前のリサーチで、基隆には香港にも250店もあっておなじみのスーパー、Wellcome(ウエルカム)があることがわかっていました。

ただ、漢字では「恵康」と書く香港とはちょっと違う漢字ですね。

なんとスーパーの仲間で兄さんはついてきてくれたのです。それゆえ、ゆっくりと品物を見ることはできませんでしたが、目的の「ミルクティー」は買えました。

香港に行けない今、台湾なら類似したミルクティーがあるのではないか?!

台湾のミルクティー
香港ミルクティーに類似したミルクティーを探して!

実は私は、中国茶と紅茶が混ざって粉末になっている「香港ミルクティー」が好きで、香港で買ってきたものが切れてしまっていたのですが、デモが頻発する香港に行けない今、台湾なら類似したものがあるだろう、と踏んでいたのです。

台湾はお茶の産地ですので、香港のようにプーアル茶と合わせたのではないですが、類似したリプトンのものがありました。それに兄さんがすすめる台湾製の「MR.Brown」(ミスターブラウン)のものも買ってみましたが、こちらも濃厚で美味しいです。

私はさらにこれに「カーネーション」ブランドのエバミルクを加えますが、こうすることでより「香港ミルクティー」に近い味になります。

兄さんとの別れ

ピサの斜塔
ピサの斜塔ばりのポーズを要求され・・。

運転手の兄さんとも約束の4時間が迫っており、港近くの「海洋公園」にやってきました。

港にダイヤモンド・プリンセスが停泊しているのがよく見えて、かっこうの写真スポットです。

他のダイヤモンド・プリンセスの乗客は、基隆は見ずして、台北に出かけてしまう人が多いようでしたが、私は「こんな素晴らしい基隆を見ないで、台北に行ってしまうのはもったいない」とまで思うようになっていました。

ファッションモデルのような
ファッションモデルのようなポーズを要求され・・。

ここでも兄さんは私達にファッションモデルのようなポーズを要求してきました。そしてそのポーズは段々と大胆になってきているようです。

海洋公園にあるモニュメントに足を投げ出して座ったり、おそらく基隆で一番高いビルを「ピサの斜塔」を撮影する時のように両手で支えるポーズを要求したりしてきました。

私と母は、寒さに耐えながらその要求を飲みました。

ようやく撮影会が終わり、兄さんは私達を港のクルーズターミナルまで送ってくれました。

最初は拒否を決めていた乗車でしたが、「また基隆に着て、兄さんの車に乗りたい」とまで思っていました。

いろいろ気遣いながら、お菓子やドリンクをおごってくれて、強引に撮影会を敢行した兄さん。なんだか別れが惜しくなりました。

最後に3人で写真を撮りました。

兄さんと写真を撮る
最後に兄さんと写真

兄さん側に光が入ってしまったけど、いい写真でした。

後で写真を眺めてみると、兄さんの写真技術はすごいことに気づきました。その枚数、約300枚!「いったい何枚撮るんだい?」と思っていましたが、1枚もブレることもなく、いろんなアングルから撮ってある写真はみなプロの技でした。

台湾は人が温かいといいますが、こんな親切な運転手さんに当たってよかったです。ぜひ基隆観光の際には兄さんにコンタクトしてみてはいかがでしょうか?郭永福さん(0973698224・TDD-5215)

言葉は通じなくてもフレンドリーで優しい方です。