【海外発クルーズ体験記】出発前から波乱万丈!香港~台湾片道「サン・プリンセス」

クルーズを何回か体験すると「海外発クルーズも体験したいな」と思うようになると思うのは私だけでしょうか?クルーズ体験1回めにして、「海外発クルーズを体験してやろう」と無鉄砲にも思った私。

前回、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船をお願いした「ベストワン・クルーズ」さんに香港発台湾行きの「ボイジャー・オブ・シーズ」のクルーズをお願いしました。

ざっくり言うと、こんなことが書いてある!

海外発クルーズ体験記・初のロイヤルカリビアンクルーズ「ボイジャー・オブ・シーズ」クルーズ申し込み

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香港発で、サン・プリンセスに乗船してみました。

海外発クルーズと言っても、地中海やカリブ海など、まったく土地勘のないところは避けたかった筆者。すでに20数回行っている香港からば土地勘もばっちりなので、「初めての海外発クルーズ」は香港からにしようと決めていました。

ベストワン・クルーズさんで相談すると、7月9日発の「ボイジャー・オブ・シーズ」がまだ空きがあるとのこと。

折しも7月9日は母の誕生日なので、高齢の母にはちょっとキツいルートかなとは思ったけど連れて行くことに。前金を2人分で6万円ほど払い、すんなりと予約成立。今回はかねてから興味があった「バーチャル・バルコニー」の部屋にしてみました。

海外発クルーズ体験記・出発10日前の悲劇!

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船ではおなじのゲーム。シャッフルボード

予約をしたのが確か2月頃。出発まで半年を切って空室があったのは奇跡のようだそうです。

だんだんと出発日が迫ってきて、何気なくメールチェックをしていたところ、ベストワン・クルーズさんからのメールが!

「なんだろう、冊子かなんか送ってくれるのかな?」と思い開いてみるとなんと「今回のクルーズはチャーター便となりました」とのこと。

つまり他の団体がチャーターしたから、アンタは乗れないよ、ってことです。やんわりとした断りのメールだったのです。日本だったら考えられないのではないでしょうか?団体をチャーターしたほうが確かに合理的ではありそうですが、すでに予約しているお客さんはどうなるんだい?と問いたくなります。

こんなことってあるんでしょうか?普通のクルーズ申し込みより遅いとは言え、5ヶ月前に予約してるんですよ!もう身体中の力が抜けました。

しばらく放心状態だったけど、気を取り直して現実に戻りました。

「でも予約している飛行機とかホテルの代金はどうなるんだ?」

LCCやBooking.comなどで予約しているので、一度予約したら代金は戻ってこないのです。2人分だと軽く10万くらいにはなってしまいます。

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iCruise.comで、代替クルーズを探す!

そうだ、ここは自力で予約するしかない!とiCruiseというアプリで探してみました。

ちょうど香港発で同じ出発日、同じ台湾までの片道ルートで「サン・プリンセス」のクルーズがあるのを発見。速攻で予約しました。

結構、空いてるもんですね!

到着地である台湾から香港までの飛行機は、適当なフライトが見つからず。なんせ10日前ですもんね!でも根気よく探すと「マカオ航空(MFM)」の台湾(台北)からマカオまでのフライトを発見!こちらも無事に予約できました。

海外発クルーズ体験記・羽田から香港へ

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このところ、LCC香港エクスプレスのヘビー・ユーザー

予約していたクルーズの「チャーター化」のショーゲキから10日、私は無事に羽田にいました。

23:55分発香港エクスプレス香港行き。このLCCが就航してから、すっかりキャセイ・パシフィックには乗らなくなりました(笑)

今回はいろいろな国を回るので、特にWi-Fiもレンタルせず「なんとかなるだろう」精神でいました。でも万が一のことを考えて、香港のガイド冊子や台湾、マカオの地図はプリントして持っていました。

香港クルーズターミナル下見日記はこちらです!

香港で前泊-アイビス・ノースポイント

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ホテルの海側は工事中!ハーバービューが遮られ・・・

いくら早朝着のフライトとは言え、到着したその日に乗船というのはあまりにもリスキー!もうこれ以上リスクは負いたくないということで、前泊で香港島の「北角(ノースポイント)」というところにある、アイビス・ノースポイントを予約していました。

近年、新しいホテルラッシュの香港からすると、エコノミータイプのこのホテルはすでに老舗の域に入っています。香港島の中心地、セントラルやゴーズウエイベイからも近く、地下鉄やレトロなトラムでもすぐです。

それになんと言ってもクルーズファンにとっての魅力といえば、北角の港から「カイタック・クルーズターミナル」行きの船が出ていることです。

香港の下町・「北角」を散策

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香港下町名物、焼き物屋さん

この北角は以前にも数度、来たことがあり、その古き良き、下町的な雰囲気がとても気に入っていました。

コンビニやスーパー、野菜や肉を売る屋台や店、香港の喫茶店兼食堂「茶餐庁」(ちゃーちゃんてん)が所狭しと並んでおりその間にホテルがにょっきり建っているような雰囲気のところです。

猥雑なようでいて、イギリスの植民地だったころのスタイリッシュな雰囲気も併せ持つ、不思議な街です。近年、猥雑さが薄れ、スタイリッシュさが目立ってきたのは、嬉しいような、悲しいような。

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香港下町・北角の熟食中心(市場)

ホテルのすぐ近くに「熟食中心」という市場があります。ここは1階~2階が食品市場になっており、3階には食堂が入っています。3階の「東寶小館」は日本の芸能人も目指してくるほどの中華×イタリアンの店。中華とイタリアンのいいとこ取りのような絶妙な味付けが魅力の店です。

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買い食いも香港の楽しみのひとつ

2階で茘枝を購入。個数にして20個ほどありそうなのに、300円ほど。香港はほんとに美味しい果物が豊富なので嬉しい!

ちょっと中通りに入れば、焼き物屋さん「冨輝」に遭遇。香港を象徴するような豚や鶏の丸焼きを売るお店で、店頭に肉の塊が吊り下げられています。

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香港に来たらこのぶっかけご飯!

すでに店で買っていた客のおじさんに勧められて「豚の丸焼きのせぶっかけごはん」を購入。これがクリスピーでとっても美味!!しかし量を誤り、2人分にしては量が多かった!香港をはじめ外国は日本とは1人前の量が違いますね。

北角(ノースポイント)からカイタック・クルーズターミナルへ

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カイタック・クルーズターミナル付近。なんとなく、サン・プリンセスと違うシルエットの船が!

前泊の北角(ノースポイント)からいよいよ、フェリー(富裕渡輪)でカイタック・クルーズターミナルへ。果たして無事、サン・プリンセスには無事乗れるのでしょうか?

サン・プリンセス乗船までの道

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いつになったら乗れるのか?

明くる日の朝、いよいよサン・プリンセスの乗船日です。乗船は午後からですが、なんとなく落ち着かず、早めにホテルを後にすることに!でもこれがあとになって助かることになるのです。

ホテルから歩いて数分の(タクシーだとほんの1.2分なので乗らないでOK)北角埠頭に到着。船は30分に一本ほどあるけど、のんびりしていて客は私達しかおらず。

この船は觀塘行きだけど、途中でカイタック・クルーズターミナルに寄る(はず)です。

香港の尖沙咀と中環を結ぶ、有名な「スター・フェリー」とは別会社のようで、乗客も数人。のんびり具合が半端ないこの觀塘行きフェリー。潮風を受けながら数分のクルーズを楽しんだあと、無事觀塘に着きました、って、カイタック・クルーズターミナルには寄らないの?

あとで聞いてみたところ、カイタック・クルーズターミナルに寄るのは1日にほんの数本、それも朝早くか夕方しかなく「通勤用」のような雰囲気。結局、その時間帯には香港クルーズターミナルに寄る船はなかったよう。朝と夕方しかないのは、まるでクルーズ客の乗船は想定外、って感じ。クルーズ客でも私達のような節約派はいるんですよ!

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オーシャンセンターのはずれから、香港島をのぞむ。

せっかく北角の港に近いアイビス・ノースポイントを予約し宿泊したというのに!私の勘違いも甚だしい。大きな荷物もあるので、やむなく、觀塘からはやむなくタクシーでカイタック・クルーズターミナルへ。

觀塘の港からはカイタック・クルーズターミナルがすぐ近くに見えます。すでに大きな船が停まっていましたが、なんとなくサン・プリンセスとは違う船のような。。でもこの時は、特に気にせずにとにかくカイタック・クルーズターミナルへ急ぐことだけを考えていました。

タクシーで、「カイタック・クルーズターミナル」へ向かう

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またタクシーに乗ってオーシャンセンターへ。

觀塘の港周辺にはあまりタクシーがいません。同様に大きなスーツケースを持った中国人グループもタクシーを探しているようでした。

タクシーものんびりしていて、数分に1台のペースでしか来ません。ようやくタクシーをつかまえることができ、「カイタック・クルーズターミナル」へ。

このカイタック・クルーズターミナルへは、九龍塘(がおるんとん)からは料金たったの6ドルのミニバスが出ているのですが、他の地域からはタクシーを使わざるを得ません。そのたびに、以前のように安くないタクシー代の出費がかさみます!

「カイタック・クルーズターミナル」でのトラブル

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まだ「新築」の雰囲気のカイタック・クルーズターミナル

ようやく、カイタック・クルーズターミナルへ到着。降ろされたあたりにはゼッケンを付けた女性の団体がたむろしていました。

表示を見ると、当初私が乗る予定だった「ボイジャー・オブ・シーズ」に乗船予定のようです。チャーターされた船に乗る乗客とご対面してしまいました。皆若くてキャピキャピで、何か専門学校の団体のようでした。学校の旅行で船に乗せてくれるなんて、なんか素敵ですね。

3階の受付らしいカウンターへ到着。「なんとなくここではない」という雰囲気が満載でしたが、いちおう尋ねてみることに。

係の女性は最初は「えっ?サン・プリンセス?そんな船、今日は来ないよ」とぶっきらぼうでした。ひょっとして海外のアプリで予約したので、月日を間違えたのかも知れないという考えも浮かびました。

日本では月日の表示で例えば7月9日なら7/9と表示しますが、外国では月日が反対で9/7と表示することもあるのです。

「これはやられたかな?」と思いました。チャーター便がキャンセルになって慌てて代替の船を必死で予約したので、そこまで頭が回りませんでした。

でも、そんな簡単に断わられてたまるか!という一心で食い下がると、

「ちょっとまって!香港にはオーシャン・ターミナルっていう港がもう一つあるのよ。そこに連絡してあげるから」

そう言いながら、もうひとりの女性でオーシャン・ターミナルの電話番号をスマホで探して電話してくれました。

するとサン・プリンセスがオーシャン・ターミナルに停泊しているという情報が!これでほっと一安心です。

折しも今回はクルーズなのであまり香港にいないと思い、WiFiレンタルもしておらず。こういう時には人に聞くしか情報収集手段がないんだと思い知りました。

「オーシャンターミナル」乗船場への長い道のり

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ようやく、オーシャン・ターミナルに到着!サン・プリンセスの姿が!

香港に外国船が到着するのは、カイタック・クルーズターミナルだけではありません。実は船の状態や天候によって「オーシャン・ターミナル」に到着することもあるとのこと。これは「オーシャン・ターミナル」のHPを見ても表示されていないので、個人手配の場合は特に注意です。

ただ「カイタック・クルーズターミナル」のHPには、入港予定表があるので、そこをチェックして、自分の乗る船の表示が「訪問」とあれば、今の所「オーシャン・ターミナル」でチェックインして、カイタック・クルーズターミナルに寄るのだな、と思うしかないでしょう。乗船ターミナルがはっきりしないのは、乗船客にとって不安でしかありません。もう少し改善してほしいところです。

かくしてまたタクシーで、カイタック・クルーズターミナルから尖沙咀にあるオーシャン・ターミナルまで移動することになりました。タクシー代は、もういくらかかってもいい!と腹をくくりました。・・・といっても日本ほどではありませんが。

タクシーでオーシャン・ターミナルを目指す

ハーバー・シティーの乗船場はこんなに突端!

タクシーが「オーシャン・ターミナル」にようやく到着。渋滞もなく、所要時間は15分ほどでした。

この「オーシャン・ターミナル」はショッピングモールで、広東語では「海洋中心」と書く「ハーバー・シティ」の奥にあります。

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オーシャンターミナルはオーシャンセンターの一番奥!

香港・尖沙咀にあるオーシャン・センターには何度か来たことがありましたが、クルーズの受付はどこにあるのかわかりません。タクシーの運転手さんも「誰かに聞いてくれ」というので、いろいろな人に聞きながら大きな荷物を引きずって探しました。

船着き場へは、スターフェリー近くの入り口のエスカレーターを登るとある表示通りに進んでいくと、3階のずっと奥、距離にして数百メートルはあったように感じました。またまたカートもないので、大きな荷物を引きずってゆくことに。

思えば国際都市で日本よりもクルーズ船も多く寄港する香港でも、それほどクルーズ客の受け入れたい体制は整っていないのではないかと思いました。

地図で見ても、まるで船着き場のようにずずっと長い廊下が確認できます。この根元から突端まで歩いた感じです。(*^^*)

海外発クルーズ体験記・ようやくサン・プリンセス乗船

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ようやくサン・プリンセスに乗船!

ようやく、サン・プリンセスの乗船手続き場らしきところに到着しました。すでに多くの人が列を作っています。

サン・プリンセス乗船手続き

乗船手続きは、仮設のカウンターぽいところで行われました。あらかじめプリントして用意しておいた予約ナンバーを書いた紙とパスポートを渡すと、無事にクルーズカードと船内マップを渡されました。

「やったー!これでサン・プリンセス」に乗れる!

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おなじみのプリンセスの船体!

やっとの思いでたどり着いただけに、心の中で「一人小躍り」していました。でも係員の男性は続けてけったいなことを言い出しました。

台湾の台風で出航が延期に

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オーシャン・ターミナルから乗船して、カイタック・クルーズ・ターミナルへ。「ワールド・ドリーム」が停まっているのが見えます。

「到着先の台湾に台風が来てましてねえ。出港は明日の夕方になるんですよ。それでもよければなんですけどね。」

ぬ、ぬぁにー!!このサン・プリンセスは香港から台湾・基隆までの片道クルーズなのですが、よくよく聞いてみると、到着先の台湾にいま台風が来ていて、欠航にはならないけど、出港が丸々1日遅れるとのことでした。

台湾での宿泊と台湾から香港に戻る飛行機も予約してあるというのに、なんというこったい!一難去ってまたまた一難、さらなる試練が立て続けに私に襲いかかってきました。

でもここまで来たらもう乗るしかないに決まっています。でも、今晩の宿はどうするの?と聞くと

「大丈夫!船の中で過ごしていただけますよ」とのこと。

2泊3日のクルーズが3泊4日に!これはラッキーなのかなんだかわからなくなってきました。

サン・プリンセスで港に停泊しての一夜

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カイタック・クルーズ・ターミナルに停泊した1夜

こうして無事に荷物も預け、チェックインを済ませて船内の人になった我々。

時間はすでに3時頃になっていたので、いそいで船内新聞をチェック!予定では13時頃に乗船して、バイキングでも食べてゆっくりしようかと思っていたのですが、とんだところで時間を食ってしまいました。

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いつもの香港島の夜景とは一味違う觀塘の夜景

船内新聞のイベントのスケジュールをチェックするとなんと乗船日だというのに夜9時半からZUMBAがあることが判明。

前回のダイヤモンド・プリンセスで船長主催のパーティでシャンパンを飲みそこねたので、今回こそ!と思っていましたが、ZUMBAと被ってしまいました。でも迷うことなくZUMBAに参加することにしました。

でもその前に腹ごしらえ。

母の誕生日祝い

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事前にHPから船上で母の誕生日を迎える旨を告げておくと、手紙が部屋に入っていて、それをウエイターさんに渡すとケーキを用意してくれます。

このクルーズでは、ダイヤモンド・プリンセスとは違い、ディナーのレストランは指定されていません。どのレストランに行っても、またどの時間に行っても自由なのが気に入りました。

折しも今日は母の91才の誕生日だったので、事前にそのことをネットで知らせておくと、無料でプリンセスのロゴ入りの、小さなお誕生日のケーキを用意してくれていました。

また、部屋や入り口を風船やポスターで飾り付けできるサービスもありましたが、それは有料でした^_^

今日は大変な1日でしたが、しばしワインを飲みながら素敵なディナーを楽しみました。

あれっ?船が動いている?!

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あれっ?船が動いているぞ!デッキにユニークな双眼鏡を除く銅像が?!

ディナーを頂いていると、なんと船が動いているではありませんか?!出航は明日ではなかったの?とウェイターさんに聞くと、なんと私達が朝、立ち寄った、カイタック・クルーズターミナルに向かっているとのこと。

乗船の時に説明を受けたのかも知れませんが、聞き流していました。

今日はカイタック・クルーズターミナルで一夜を過ごすことになるとのことでした。大変な遠回りをしてしまったようです。カイタック・クルーズターミナルのHPにあった「訪問」の意味がわかりました。クルーズ・ターミナルの都合で乗船ターミナルが変わることもあるんですね!

ZUMBAの前に7階のデッキに出てみました。尖沙咀や中環とは違うちょっと地味な觀塘の夜景。さわやかな夜風が身にしみました。

サン・プリンセスで香港を出航

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今回は9階「Plaza」デッキのバルコニー客室。いちばん客室が多いフロアです。

いよいよ香港から台湾に向けて出航です。いったいどんなクルーズになるのでしょうか?部屋は9階で一番客室が多い「プラザ」デッキでした。エレベーターまでが遠いかと思いきや、それほどでもありませんでした。

おなじみの「ホライゾン・コート」での朝食

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おなじみの「ホライズン・コート」でガッツリ朝食!

一夜明けました。いつもの香港とは違う觀塘の景色を楽しみながら、11階にある「ホライゾン・コート」でビュッフェ朝食。

このレストランはダイヤモンド・プリンセスでも同じ名前なので、ちょっと親しみがあります。

カリカリベーコンに美味しいデニッシュ、卵類も豊富で言うことなし!ただ生野菜のが種類が、少ないように感じました。

「いつもの」朝食バイキングに帰ってきたー!という感じです。

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いつものプールサイド席がお気に入り!

ホライズン・コートの店内は混んでいることが多いので、外側のプールサイドにある席が落ち着いて食べられるので、おススメです。

サン・プリンセスでの船内プログラム

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ダイヤモンド・プリンセスの船籍は英国ですが、サン・プリンセスは「ハミルトン」(バミューダ)なんですね。

この日のプログラムにはやはりZUMBAはありました。それも9時半なので、あまり朝食を食べてしまうと踊れないなあと思いつつ、腹12分目食べてしまいました。

ダイヤモンド・プリンセスとの違いは、フラダンスやウクレレなど、日本人好みのプログラムはないということでしょうか?やはり日本発着船はプログラムも充実しています。

でも決してこのサン・プリンセスも暇にしている時間などなく、船内散策やプールサイドや部屋でゆっくりしたりして、あっという間に1日が過ぎていくのでした。

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毎日ZUMBAができる環境なので、太りません(たぶん)

ZUMBA会場になっている、7階船尾にあるクラブ「ビスタ・ラウンジ」に行くと、スーパースター・ヴァーゴが並んで停泊していました。いまや日本でもおなじみの客船ですね。

ZUMBAの担当は「ビリーズ・ブートキャンプ」を彷彿とさせるような、黒人男性。とってもパワフルな振り付けで1時間たっぷり汗をかきました。

この日は出航に備えて、避難訓練がありました。でも日本発着の船と違い、救命胴衣も不要(笑)。あまり緊迫感がない雰囲気に拍子抜けしました。

そして夕方5時。ちょうどディナーを食べている間に船は人知れず出航していました。またもや出航シーンに立ち会えず!船の中にいるとあまりの楽しさに出航時間を忘れてしまいます。

「ダイヤモンド・プリンセス」の時もそうでしたが、大げさな出航セレモニーはないようで、紙テープを投げて出航の瞬間をみんなで分かち合う「飛鳥II」などに比べたら非常にあっさりしたものです。

 

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フィットネスセンターの横にあるプールも魅力的でしたが、いつも人が多く入れませんでした。

サン・プリンセス 終日航海日のお楽しみ

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乗船1、2日目のお楽しみ!

プリンセス系の客船では、終日航海日にはお楽しみがあります。それは、時計や化粧品のセールです。

時計ではオメガやフォッシル、シチズンなど、結構なブランドが半額近くになっていました。

化粧品では、船の中のエステサロンで使われていることが多いことで有名なイギリスの化粧品「ELEMIS」(エレミス)のボディーオイルがありました。もともとお目当てではあったけど、サッカーブラジル代表のネイマール似のビューティ・アドバイザー(インド出身)に勧められ、オイルを購入。

このオイルはいくつか種類があるのだけど、香り重視のラベンダーとは違い、香りはそれほど良くないけど、筋肉の緊張を取ってくれるタイプのものを選択。これはZUMBAラバーズには必須アイテムですね。

サン・プリンセス客室

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頑張ってバルコニー客室

このサン・プリンセスは総重量約77,000トン。110,000トンのダイアモンド・プリンセスに比べると小さくて揺れる印象です。

今回の部屋はちょっとがんばってバルコニーにしてみましたが、乗り慣れていないせいか、それほどバルコニーであるメリットを感じられないうちに終わってしまいました。バルコニーといってもグランドスイートなどのバルコニーは広いですが、普通のバルコニー客室だと、普通のマンションよりも狭いくらいのものなのです。

しかし、航行していて好きな時に大海原をすぐに眺められるのは魅力でした。

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海を航行している他の船と遭遇できるのも楽しい!プリンセスの新造船「マジェスティック・プリンセス」でしょうか?

部屋の大きさは17㎡くらいでしょうか?海側客室と同じ大きさでもバルコニーがあるので掃出し窓のせいか、広く感じました。

それにベッドの高さもちょうどよかった!ダイアモンド・プリンセスは高くて踏み台がないと乗れないくらいでした。

それに日本人にとっては「湯沸かしポット」がないのが致命的!もちろん歯ブラシなどのアメニティーもありません。これが意外とマイナスポイントとなってしまいました。

サン・プリンセスのエンタテイメント

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筆者はサン・プリンセスの中で3泊したのですが、毎晩、「ダイヤモンド・シアター」で、エンターテイメント・ショーが開催されました。

最初の夜は、生バンド付きの、ブロードウェイさながらの迫力のショー、2日目、3日目は中華圏で活躍するアーチストのマジック・ショーでした。

どちらもめったに見れるものではないし、大迫力でした。

サン・プリンセスでの食事

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夜はメイン・レストランで食事

サン・プリンセスでの食事は朝と昼は「ホライゾン・コート」でバイキング、夜はメイン・レストランである「リージェンシー・ダイニング」で摂りました。

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メイン・レストランでのディナー。メニューにあるものは、どれだけ頼んでもいいんです!白身魚も肉厚!
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シーザーサラダ。生野菜が食べられるのは嬉しい!
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ローストビーフ。肉類はたいてい美味しいです!
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ポークのケチャップ煮込み。中華テイストものもあります。

どのレストランも味もサービスも良く、満足!特に「ホライゾン・コート」では世界でも有名なパティシエ「ノーマン・ラブ」のチョコレートがありました。食べようと思った時にはお腹がいっぱいで、今回も食べられませんでした。

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ノーマン・ラブのスイーツは、出会った時が食べる時!

出会った時が食べる時!と思ったほうがいいでしょう。

最後の夜には、ダイヤモンド・プリンセスではおなじみの乗客がナフキンを振って、スタッフが列をなして「ベークド・アラスカ」を運んでくる楽しい「儀式」があるかと思いましたが、それもありませんでした。

サン・プリンセスの乗客たち

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香港発なので、中国系の人が9割。白人が2割弱。日本人はなんと10人だったそう!

このサン・プリンセスは香港発台湾・基隆行きなので、乗客も中華系の方が9割ほどです。日本人スタッフの女性によると、日本人も乗船しているけど10人ほどだそう!あとは欧米人ですが、なんと日本発のダイヤモンド・プリンセスのほうが欧米人が多い印象でした。

中華系の方はとにかくフレンドリーなのはいいのですが、あまり形式ばるのが好きでない人が多いのか、ディナーの席でもめちゃくちゃカジュアル!中にはがんばっておしゃれをしている人もいますが、大半がカットソーにパンツといったカジュアルです。

筆者もどちらかというと、形式張るのは苦手なのですが、これはあまりにも、カジュアルすぎ!といった感じです。

豪華客船なのですから、もうすこし「非日常を楽しもうよ!」と思いますが、それは日本人ならではの繊細な感情なのでしょうか?

海外発クルーズ体験記・ようやく台湾に到着

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ようやく台湾の基隆に到着

日本発着クルーズのようにお楽しみ満載のイベントとは言えず、アメニティーにも不満が残ったサン・プリンセスでしたが、ZUMBAのクラスは毎日あるし、食事も美味しい3泊4日も終わりを告げようとしています。

7月13日の朝、船は台湾北部の基隆(キールン)の港に着きました。横浜や香港のように、立派なターミナルがあるわけではなく、大きな倉庫のようなターミナルでした。そこで荷物をピックアップし、タクシーを待つ列に並びました。

基隆港にて・タクシーを待つ長蛇の列

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手に漢字を書いて筆談!

香港では、それほど暑さを感じなかったのですが、台風が去った後だからでしょうか?台湾はすごい暑さ。

その中を大きな荷物を持った乗客が長蛇の列を作っています。このままだとタクシーに乗るまでに数時間はかかりそう。ふと気がつくと、台湾ドルを持っていないことに気づきました。

ちょっとしたフェンスのスキマの切れ目から列から脱出し、道に出ました。タクシーの運転手さんに「カードは使えますか?」と英語で尋ねるも通じず、「信用卡?」(クレジットカード?)と手に書いて筆談。でも使えないようでした。

これは、とにかく両替所を探さなくてはなりません。

台湾土地銀行で両替

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親切だった台湾の銀行!

ふとみると広場の先に「銀行」の看板があったので、そこに行ってみました。でもその銀行は、手数料が高いので、数十メートル先の「台湾土地銀行」に行くと手数料無料だよ、と教えてくれました。

台湾の人は日本語をしゃべれる人もいて、皆とても親切です。

ようやく冷蔵庫のように冷えた銀行で両替を済まし、炎天下でタクシーを拾いました。

基隆から台北~桃園空港へ

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台湾の地下鉄はとても綺麗!

基隆駅は港からすぐ。でもスーツケースを持って歩くには辛い距離でした。漢字なので切符の自動販売機でもなんなく購入できます。

台北駅までは安く、更にシルバー料金は半額と良心的。日本の電車のように長い椅子の座席で40分ほどでしょうか。ようやく台北駅に着きました。

台北では椅子がないからでしょうか。地べたに構内に座っている人多し。パイナップルケーキや甘い香りのお菓子を売るお店がたくさんありました。

途中で日本のものとは微妙に違う大福を購入。そのうちひとつは台湾らしくマンゴー大福でした。味はまあまあ。

台北駅から桃園国際空港までは、香港のエアポートエクスプレスに似た、とてもきれいな電車でした。またもや冷房が冷えすぎ。大福を食べて寒さをしのぎました。

日本語をしゃべる優しい現地おじさん

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台湾の空港はとてもキレイ!

桃園空港駅では、チェックインカウンターがわかりにくく迷っていると、「どうしたの?迷子になっちゃったの?」とやさしい日本語で話しかけてくれる年配のおじさんが!

昔、台湾は日本だったんだな、と感じさせる瞬間でした。おじさんはやさしくチェックインカウンターの場所を教えてくれました。そのなにげなさに感動!ほんとうに台湾は人が優しいです。

海外発クルーズ体験記・台湾・桃園空港からマカオへ

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台湾の地下鉄はとっても綺麗!

当初は台湾で一泊する予定だったのだけど、出航が伸びたことで、ただ台湾を電車で駆け抜け、ようやくマカオに向かう飛行機に乗ることができました。

台北からマカオまでは「マカオ航空」という初めて乗る飛行機でした。

船の遅延につき、今回インターネットで予約変更をしたのですが、結構直前でも取れるもんだな、と思いました。ただ、料金は1人18,000円程度と日本-香港の値段よりも高くついてしまいました。

この「マカオ航空」は2010年に成田ーマカオ間、2016年には福岡ーマカオ間にも就航している航空会社でLCCではありません。

乗客はぎっしり満員。それも若い人が目立ちました。

マカオに着くといちばん最後に降りるように言われました。車椅子に乗るほどではないけど、長歩きができない母を気遣ってどうやら降機アシストをしてくれるようです。

「搭乗アシスト車」初体験

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飛行機に搭乗アシスト車が横付けされ、びっくり!

ようやく全乗客が降りた頃、ちょっと幅の狭い車椅子を持ってきてくれました。それで入り口まで向かうと、なんと見慣れない「箱」が飛行機に接続されていました。スタッフの男性が車椅子を押して箱に入ります。どうやら、降機をアシストする車のようです。

まず、アシスト車で飛行機の横まで行き、リフトアップして飛行機の入り口に付け、車椅子を乗せてから降下するという仕組みになっているようです。はじめての体験だったので、目が丸くなってしまいました。

アシストの男性はそのまま入国審査に向かってくれました。長蛇の列を横目に、脇のブースから楽々入国!

そのままタクシー乗り場まで連れて行ってくれました。成田でも香港でもLCCだと車椅子を貸してくれる程度だったのに、このサービスには驚きました。

マカオ・コロアン島の憧れホテル「ポウサダ・デ・コロアン」

マカオで予約しているホテルは、以前見学に行ったこともある憧れホテル「ポウサダ・デ・コロアン」です。

すでに夜も10時を回っていました。タクシーは空港からマカオの象徴であるギラギラネオンのコタイ地区を通り抜け、コロアン島に入りました。

コロアン島は3島からなるマカオの最南端にあり、東シナ海に臨んでいます。

結構な起伏のある細い道を通り、丘の上にそのホテルはありました。ホテルの敷地に入るまでにも急な坂がありましたが、なぜかタクシーは坂の手前でストップ。

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せっかく素敵なプールがあるのに、雨。

もっと上まで行って欲しいと言いたかったですが、気力がなかったので自力でスーツケースを引っ張って上がりました。

時間が遅かったせいか、フロントには男性が一人しかおらず、他にもチェックインの客がいたため、対応に追われていました。

ようやくチェックインを済ませ、荷物を部屋まで運んでくれました。小さなホテルのため、ポーターはおらず、フロントの人が兼任していました。

ポルトガル式の素敵な客室

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部屋に入って感激!ポルトガル形式のアスレージョのタイルも美しい、白い壁の部屋でした。特に頼んだわけではないのですが、部屋からは海が見えます。

ベッドもアンティーク風の黒いベッドでとても雰囲気がよかったのです。

ホテルの敷地内にはパティオがあり、南シナ海が一望できました。ポルトガル風の石畳が素敵です!

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せっかくジャグジーバスがあるのに、バスタブは使えず!

そして特にバスルームが素敵でした。アスレージョのタイルにダブルのシンク、鏡のところだけ間接照明がつくようになっていました。

それにあとで使えなくてがっかりすることになるのですが、バスタブはジャグジーになっていました。

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いかにも女子ウケしそうなパッケージのアメニティー

それにアメニティーにとても気を使っていて、シャンプーやリンス、ボディーローション、歯ブラシ、石鹸に至るまで「日本人女子好み」のパッケージ!

特に石鹸は手作り風のオートミール入りのものでした。これはアメニティーだけでも欲しくなりますね。

マカオでも新しいホテルが増え、なかなかポルトガル時代の雰囲気を残したところは少ないのですが、このホテルの他にも「ポウサダ」とつくホテルが何件かあり(ポルトガル語で「ホテル」みたいな意味のようです)、どれも人気のホテルでなかなか予約も取りづらいことで有名です。特に女子にはインスタ映えしそうなのでウケているのでしょう。

マカオでパンダを見る

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パンダ館は別格扱い

マカオ2日目。マカオでは絶対に見たいものが2つありました。その一つは「パンダ」を見ること。

マカオは1999年までポルトガル領で中国に返還されましたが、その時に本国となった中国からパンダを贈られたようです。場所は「石排湾(セッパイワン)郊野公園」の中の大熊猫(パンダ)館で、パンダを見るのには10パタカ(約150円)かかりますが、他のレッサーパンダや珍しい猿などは無料で見放題です。

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パンダ館はドーム状の建物になっており、空調設備もバリバリにきいていました。他の野外と変わらない猿などとは比べ物にならない超快適な環境の中でもりもりと笹を食べる4頭のパンダ達。あきらかに他の動物とは「別待遇」なのがわかりました。

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こんなに間近でパンダを見たのは初めて!

筆者がパンダ館に入った当初は寝ていましたが、そのうち起き上がって坂を上り、笹を食べる姿を目の当たりにすることができました。日本ではいまだにパンダフィーバーでこんなに立ち止まって写真や動画を撮れないと思いますが、ここでは観客も15人程度だったため、思いっきり愛くるしい姿を堪能することができました。

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空調完備!ゴーカなパンダ館

私はこの時は一人行動だったので、バスで行きました。最寄りのバス停はプールから階段を登ったところにある「竹灣燒烤(バーベキュー)公園」で階段を登ってすぐに見えるバス停ではなくて、右側にあるバス停から乗ってください。降車バス停は、そこから6つ目の「Rotunda da Concordia(聨生圓形地)C654です。

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パンダ館に行くには、階段を登ったとこにあるこのバス停じゃなくて、右に折れて坂をちょっと登ったほうのバス停です。

やっと階段を登りきりバス停が見えますがそこではなく、右に曲がって坂をちょっと登ったところに見えるバス停で、21バスにのり6つめのバス停で降ります。

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循環バスが多いマカオ。乗り間違えてもどこかで目的地に着きます!

バスの中や案内板の表示は中国語とポルトガル語しかないので、そうとうハードル高いです。でも巡回バスなので、間違えても乗っておけばいつか着くかも(笑)

テイクアウトで昼食

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この日の昼食はマカオ名物、ポークチョップサンドと、焼き目がついたエッグタルトとセラデューラ、ティラミス。

コロアン村の超有名店「ロード・ストウス」でティラミスとセラデューラ、そしてエッグタルトをテイクアウト。

海辺のカフェで買ったマカオ名物の「ポークチョップ・サンド」と一緒に!

コタイ地区・シティー・オブ・ドリームスで「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」を観る

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マカオに行ったら「ザ・ハウスオブ・ダンシング・ウォーター」は必見!

マカオで観たいもののもうひとつは、「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」というショーでした。

これは、シルク・ド・ソレイユの舞台美術監督だったフランコ・ドラゴーヌが手掛けた、「時空を超えた壮大な愛の物語」を描いたものです。

舞台がプールになったり、フロアになったりするのも不思議ですが、凝ったライティングやスモークなどの幻想的な水の演出にも圧倒されました。

まったく今までのショーの既成概念を超えたダンスや曲芸、ダイビング、そして演劇を組み合わせたもので、ホログラムのような、プロジェクションマッピングのようなものも使い、とにかく「最先端」の特殊効果を駆使した水上ショーなのです。

ストーリーはマカオの漁師が嵐に巻き込まれ、異次元の世界で難破船の生き残りの異邦人が継母にいじめられ、檻に閉じ込められている王女を見ます。王女に恋した異邦人はなんとか助け出そうと試み、漁師もそれに手を貸します。

ここでは、人間の美しさを極限まで追求したストーリーが展開されていき、見ていてうっとり。水際の席だったので、出演者が水際までやってきたり、ダイビングの水がかかったりと迫力満点。最後には、バイクが数台、頭の上を飛び交うすごいアトラクション!

その演出力やスケールの大きさは圧巻。是非、マカオに行くならおすすめのショーです。時々は出し物も変わるようですが、少なくとも2018年の年末くらいまではやっているようです。

いまではネットで前売り券も売られていますので安心です。火、水曜日は休演日なので気をつけて!

すごいスコールに見舞われて

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市街地まではタクシーで

「ポウサダ・デ・コロアン」のチェックアウトの日。この日は午前中ちょっとプールに入りたいなと思っていたのですが、なんと非常な雨。

この「ポウサダ・デ・コロアン」にはL字型をした素敵なプールがあるのです。

昼の香港・上環行きターボジェットを予約していたので、11時頃にはホテルをでなくてはなりません。ホテルには無料のシャトルバスなどがなく、どこへ行くにもタクシーを予約しなくてはならないのが、難点と言えば難点です。

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マカオ最後の日は雨。

ただ、大きな荷物がなければ、プールの上の階段を登っていけば、ほぼマカオの3島を網羅しているバス(21A、26A、15)のバスに乗れるバス停があるので、たったの6ドル(100円程度)で移動できます。

タクシーを予約してレストランの軒先で待っている時、ありえないくらいの大雨が!まるで傘が役に立たないくらいだったので、持っていたパーカーのフードを頭から被り、おまけにフードの紐まで結ばなくては雨を防げないくらいでした。

見かねたレストランの方がとっさに中に入れてくれました。

マカオから香港へ

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ポウサダ・デ・コロアンから走ること15分。香港行きの船が出る場所は2箇所ありますが、筆者が乗ったのはマカオの北の端にあるフェリー乗り場。これでマカオを端から端までタクシーで走ったことになります(笑)

香港からマカオに渡るフェリーはとにかくいつも混んでいる印象だったのですが、それほどでもありませんでした。

しかし、荷物を預けるのには30ドルかかります。大荷物だったので預けることに。大きなトランクを船内に持ち込むのは至難の業ですので、ここはケチらないで預けることをおすすめします。

ターボジェットに乗船

ターボジェットは快適であっという間にマカオを出発しました。だんだん遠くなっていく、不思議な形の不夜城の建物。昼間見ても迫力があります。

香港からマカオへの橋が建設を終えていますが、まだ一般車両の通行はできないようです。バスなどで行けるようになると、少しは香港からマカオへの足も軽くなるのではないでしょうか?

香港・上環(ションワン)から香港駅へ

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香港駅の中にちっさいG.O.Dが!

マカオからのターボジェット(高速艇)は、香港島の上環というところに到着しました。ここからはタクシーでエアポートエクスプレスの香港駅へ向かいます。

同じように考えている人も多いせいか、タクシー乗り場はけっこうな混雑でした。タクシーは香港島行きと九龍行きで乗り場が分かれていますので要注意。タクシーの運転手さんの中には、ぶっきらぼうな人もいるので、バーっと広東語で言われて断られる、というケースもあります(笑)

シティ・チェックイン

実を言うと、香港をもっと見たかったという気持ちはありました。香港に居れたのは思えば日本から到着して1日だけで、あとは船内~台湾~マカオでした。

4月にも来た香港だとは言え、まだまだ見足りない部分はありました。でも母を連れていることもあり、エアポートエクスプレスの香港駅へ向かいました。

このエアポートエクスプレスは、香港の空港と市内を結んでいて、青衣(チンイー)と九龍、そして香港島の香港駅に到着します。現地では「機場快線」(ゲイチョンファイシン)と呼ばれています。

このエアポートエクスプレスのいいところは、シティー・チェックインができることです。

ようするに空港に到着する前に飛行機のチェックインができて、荷物も預けることができるのです。もちろん筆者たちが乗ったLCC「香港エクスプレス」も可能です。ほとんどの航空会社で対応していると思います。

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エアポートエクスプレスの改札機には、QRコードがついている!

エアポートエクスプレスのチケットもいまや安くインターネットで入手することができます。先程の「ザ・ハウス・オブ・ザ・ダンシングウォーター」を予約したKKDayにてなんと30%OFFで売っているのを発見!チケットはQRコードで来ますが、念の為紙にプリントしていったほうが無難です。

2人分を予約するとQRコードは2つ来ますので注意です。エアポートエクスプレスの改札にはQRコードを読ませる設備があるのですが、光加減が悪いと読みにくいときもあるため、紙にプリントをおすすめします。

香港エクスプレスの「U-Biz」シートとは?

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香港エクスプレスでも、香港航空の「バウヒニア・ラウンジ」が使える!

無事に香港国際空港に到着。お楽しみはまだまだ終わりません。

実は帰りの便だけ普通の座席よりもちょっといいU-Bizというタイプの座席にしました。

香港エクスプレスではビジネスクラスのような広い座席はなく、一番前の6席だけがいわゆる「ビジネスクラス」待遇です。

予約をする時期にもよると思いますが、筆者が予約した時は1人18,000円ほどでした。

でもこれで、優先搭乗に加えて出発3時間前くらいまでなら、予約の変更も可、荷物料金(しかも30kgまで可)、荷物受け取り優先、それに350円分のお食事クーポンも含まれていてなんといっても素晴らしいのが、香港国際空港では23番ゲートの近くにある「バウヒニア・ラウンジ」が使えるのです。

これで18,000円はコスパがいいのでは?と予約してみました。往復だとLCCでなくて、キャセイとかJALとかの普通の飛行機並になっちゃいますが、片道ならいいですよね!

そして人生初のラウンジ体験!こんなにも素晴らしい世界があったのか!という感じです。それが筆者の大好きな香港だったので余計にそう思ったのかも知れません。

バウヒニア・ラウンジ初体験記

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ホットミールも充実!

なんといっても航空会社のラウンジ初体験。旅の最後にラウンジを使える器でない人間が使うわけですから、相当なハードルです。

香港エクスプレスのラウンジは、以前は第一と第二ターミナルの間にある「プラザ・ラウンジ」を使っていたそうですが、なんと最近変更になったそうです。

まずはその「バウヒニア・ラウンジ」の場所を見つけなければなりません。インターネットの情報によると、第1ターミナルのゲート23近くだそう。でも筆者達が搭乗するのは第2ターミナルじゃないの?

というわけで、インフォーメーションに尋ねて見ました。すると、LCCの多くが使う第2ターミナルは「チェックインだけ」なので、すでにシティー・チェックインしているなら関係ないとのこと。

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なんといっても「香港ミルクティー」が飲めるのが嬉しい!

ゲート23は歩いて5分くらいの場所の「地下」にありました。出発フロアより上層階を想像していたのですが、まさか地下にあるとは驚きです。

エレベーターを降り、おそるおそるきれいな女性ばかりの受付に近づきました。この時の筆者の腰の低さといったらありません。

以前にエア・アジアのビジネスクラスに乗った時、ラウンジが使えると聞いていたのに使えなかったという屈辱的な事件が記憶に新しかったので、筆者の格好は、おどおどして、そうとうなへっぴり腰だったと思います。

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焼豚包、車仔麺(ちぇーじゃいめん)、香港焼きそばなど、香港名物のメニューがずらり!

受付の女性は馬鹿にした目でみるわけでもなく「搭乗券をお見せください」と言い、筆者が出した搭乗券を確認しました。

「どうぞ、お入りください」と促された先はもうこれまで見たことがない別世界!すでに30代くらいの男性が数人、パソコンを持ち込んで作業をしておられました。この「バウヒニア・ラウンジ」は、香港エクスプレスだけではなく、香港航空の乗客も共同で使っています。

入り口に比較的近いところに席を取りました。少し後ろにはビュッフェ形式で飲茶や飲み物のカウンターが並んでいます。

以前のプラザ・ラウンジのようにサンドイッチが並んでいるのは見当たらなかったのですが、香港の名物である「車仔麺」(チェージャイメン)や担々麺、エビワンタン麺もメニュー表に並んでいて、小さなカウンターでオーダーする方式になっていました。

それに私が世界一美味しいと思う紅茶「香港ミルクティー(奶茶)」やエッグタルト(蛋撻)もあったのには感激です。

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これが香港ミルクティー。砂糖ではなくて、ハチミツをチョイスすることができます。

かくして小さなテーブルの上は、みるみる飲茶、飲み物、麺、デザートでいっぱいになりました。ラウンジ初体験丸出しです。

それに素晴らしく美しいトイレに行った帰りに、男性がガラスの戸棚からビールを取っている光景を目にしました。そうです!TVで高橋真麻が「ラウンジ攻略法」で力説していたけど、こういったラウンジでは、冷えた飲み物も取り放題なのです。とりあえず、ミネラルウォーター2本とジンジャエールをいただきました。

こうして筆者の人生初の「ラウンジ初体験」は終了しました。テンション上がりまくりでとてもゆっくりくつろぐ余裕はありませんでしたが、至福のひとときでした。

これが「当たり前」になる日は、果たして筆者に来るのでしょうか?でも片道だけなら、U-Bizを買って、またいつの日か香港に来たいと思います。

香港クルーズターミナルの下見旅行記です。こちらもどうぞ!

zuenmei
  • zuenmei
  • 主にクルーズ系、旅行系ライター。最近はグルメ、美容健康、IT分野にも進出。
    world-cruise.jp, macaroni, Minto tech, Beaucyなどで執筆中!

    仕事を通じてクルーズにめざめ、外国船が着く時期には近くの港に出会いに行く「船見ちゃん」です。特にアジア方面のクルーズに興味があります!

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