2018.2.16 横浜港に入港!初代”飛鳥”の「アマデア」ってどんな船?

2018年の1~3月の横浜港大桟橋は、以前とちょっと様子が違っています。
以前はこの間は、外国船はまったくやってこなかったのですが、1~3月の期間でも寄港するのです。これはクルーズファンにとって、とても嬉しいことです。その中でも、2018年2月16日に横浜~香港20日間のクルーズで横浜港大桟橋に寄港する「アマデア」とはいったいどんな船なのでしょうか?ご紹介致します。

ドイツ船「アマデア」の概要は?

ドイツ船「アマデア」は総トン数 28,856トン 乗客定員618名。1991年10月に就航しましたが、その時は「アマデア」ではなく、なんと日本を代表する客船「飛鳥」でした。現在は「飛鳥Ⅱ」が活躍をしていますが、その先代の「飛鳥」として、活躍をしていたのです。そのため、クルーズの評価機関もある「ベルリッツ」の評価では4つ星を獲得しています。

その飛鳥も2006年2月11日には運航を停止、ドイツのフェニックス・ライゼン社に売却され、現在では「アマデア」としてバルト海を中心に活躍しています。

バルト海ってどこ?

バルト海は北欧のスカンジナビア半島とヨーロッパ大陸に囲まれた海域にあります。沿岸の都市には、ストックホルム、オスロ、コペンハーゲン、そしてエストニアのタリンがあります。バルト海の見どころには、ストックホルムやオスロ、コペンハーゲンという大都市もあり、デザイン大国としてグッドデザインのホテルやインテリアを楽しむのもよし、森と湖の国フィンランドで大自然を体験するのもいいでしょう。クリスマスが近ければ、エストニアのクリスマスマーケットに行ってみるのも楽しいです。

随所に残る「飛鳥」の痕跡

アマデアには、飛鳥時代の痕跡がいまでも随所に残っています。例えば、デッキ6の船首にあった「飛鳥」の文字は、オブジェとして飾られていますし、日本を代表する画家、田村能里子氏の壁画、季の奏(きのしらべ)」も残されており、和室「游仙」も、ずばり「飛鳥」と改名された上で今も現役で利用されています。

2006年に引退した「飛鳥」ですが、横浜のドッグにて改装を行い、1ヶ月後、再び「アマデア」として、横浜港からデビューしました。

驚きの「アマデア」の船内設備とは?!

それでは、アマデアに乗るとどんないいこと、珍しいことがあるのでしょうか。

まず、サウナが男女兼用!これは日本人には違和感かも知れませんが、ドイツでは当たり前で男女の乗客が触れ合う場となっています。しかも、ドイツ人は男女兼用でもタオルなどで隠したりせず、何もつけないで入る習慣があるとか!でもせっかくのドイツ船なので、サウナにトライしてみましょうか。

また、全室客室が海側にあり、大半の客室にはバスタブがあるのも日本人には嬉しいですね。船内のラウンジやレセプションなどが落ち着いた色調でまとめられており、どこか懐かしさを感じるデザインになっています。

現在は、船内にゴルフ練習場がある客船は多いです。アマデアの練習場にはパターホールのコースもありますが、なんといっても爽快なのが海へ向かっての打ちっぱなし!ボールの回収は必要なし!爽快に海に向かって打ちっぱなしをして下さい。日頃のストレスも見事に解消されます。

さすがドイツ船!アマデアのフード&ドリンクは?

アマデアは日本では珍しい「ドイツ船」です。ドイツといえば、一番先に頭に浮かぶのがビールです。そう!アマデアでは美味しい本場のドイツビールが安く飲めるのです。例えば「ベックス」の生ビールが2ユーロ(約270円)と格安です。まさに格安酒量販店価格ですね!それにおつまみはもちろん、ソーセージにザワークラフト。時にデッキで生ビール大会も開催されるのです。

またランチやディナーの普段のお食事にもワインが無料でついてきます。アルコールは別途料金の客船が多い中、これはかなり嬉しいかも!それに船内では、3食以外にもアフタヌーンティーや夜食などもあり、常に食べ通しなことを考えてディナーコースなど1食のボリュームを抑えてあるのです。こうした気配りも嬉しいポイントですね。

「アマデア」の航路は?

普段はバルト海などヨーロッパを中心に航行しているアマデアですが、年に1度は日本にも寄港します。今回の寄港も「横浜~香港20日間」のためで、ロングクルーズが特徴となっています。

また、横浜からシンガポールへの航海も、定番になっているようです。

また、春先には清水・大阪・別府・鹿児島・名瀬・那覇・石垣と日本を南下するクルーズも行っています。このクルーズでの寄港地ではどの港でも歓迎式典が行われるようです。

また、アマデアでは、世界一周も行われていますが、通常なら3ヶ月(90日)ほどで回るのを140日と長めの世界一周ルートで周ります。これは28,000トンという小回りが効く利点を生かし、大型船では行けない都市などに寄港するからです。ここにもアマデアの良さが現れています。

そもそもドイツ人は旅好きで、ありきたりのルートには飽き飽きしているのです。旅好きドイツ人をも満足させる、アマデアならではのルートは、国民性がどことなくドイツ人に似ている日本人にも満足できるものでしょう。

異国の海でも安心!日本人コーディネーター乗船コースも

日本発着のクルーズもあるアマデアですが、海外を回りますので、一番の心配は言葉です。船内公用語はドイツ語なのですが、クルーは全員英語を話します。でもそれでも心配の言う方のために、日本人コーディネーターが乗船するコースもあります。これなら船内新聞やディナーメニューは日本語です。海外にいても、日本語で船内新聞やメニューが読める安心感は絶大です。

まとめ

いかがだったでしょうか?日本ではちょっと珍しい、ドイツ船アマデアをご紹介しました。2006年まで「飛鳥」として活躍していた船で今はドイツのフェニックス・ライゼン社の「アマデア」として世界各地を航行しているアマデアです。

ドイツ船らしく、美味しいビールが格安で飲めたり、男女兼用!のサウナで汗を流したり、世界一周が140日など、ロングクルーズを得意とする船です。

クルーズ先進国のアメリカやイタリアの船を乗りこなしてきた方にはもちろん、ビール好きな方、ちょっと他とは違う体験をしてみたい方にもおすすめの客船です。

zuenmei
  • zuenmei
  • 主にクルーズ系、旅行系ライター。最近はグルメ、美容健康、IT分野にも進出。
    world-cruise.jp, macaroni, Minto tech, Beaucyなどで執筆中!

    仕事を通じてクルーズにめざめ、外国船が着く時期には近くの港に出会いに行く「船見ちゃん」です。特にアジア方面のクルーズに興味があります!

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